ミニマリストという生き方

ミニマリストの定義

ミニマリストは物を減らすことを通して、人生に漕ぎ出す準備をしている人。

はるか遠くの島に行きたいと考える人が、浅瀬で泳ぎの練習をしている感じ。

 

動機・きっかけは、人生に向き合うため

変わりたい、そして人生にしっかり漕ぎ出さなくてはと思う時、人によってはミニマリストになってみる。

 

意味・歴史 ミニマリズムは、片付けの見かけをとったマインドフルネスである。

幸せ 不安がなく、ストレスもないこと

豊かさ 好きな時に好きな人と好きなことが出来ること

 

本の中で、小島さんが「幸せ指数の高い北欧の人は、すごくのんびりした生活をしているんだそうです」と言っていました。時間とお金の節約をひたすらやると、幸せじゃなくなってしまうのかな。ゆっくり生きようよ、無駄も大事だよ‥‥か。

 

自分の持っている潜在能力は、発揮しなければならないのか?潜在能力と自己実現を混同してはいけない。働いて生きて暮らすだけで、潜在能力は発揮されていると信じてみよう。

潜在能力とは、ある人が行うことのできることを指す。ノーベル経済学賞をとったアマルティア・センの唱えた、所得が低いから貧困になるのではなく、生活において取りうる状態や行為ができないから貧困になるという考え方。自分の身の回りのことができる人とできない人では、所得が同じでも、身の回りのことができない人の方が貧困(掃除ができないからごみ屋敷になったり、食事の不摂生から病気になりやすいなど)に陥りやすいという考え方。

この本で、ミニマリストについて少し理解が深まったかも。