忙しい・疲れた・狭いを断捨離する

やましたひでこさんの「捨てる勇気!」からの引用です。

 

この3つの状態を招いた原因は、どれも過剰だということ。限られた時間、エネルギー、空間に過剰な物事を詰め込んだために起こること。

忙しいなら、することを減らせばいい。疲れるのであれば、やることを減らせばいい。狭いのであれば、物または人を減らせばいい。解決策は、減らすこと。

疲れた自分を休めるためには、今していることを引き算していく。でもそれには勇気がいる。こんな時に休んでいる場合ではない。自分が休んだら、仕事も家庭も回らないのではないかと怖れる。引き算には、怖れが付きまとう。だから、私達は知らず知らずのうちに足し算を選択していく。足していくには、自分も周囲も抵抗が少ない。足し続けていれば引き算から生じる恐れに向かい合うことをしなくてすむ。

時間いっぱいに詰め込んできたするべきこと。空間いっぱいに納め続けてきた物達。気持ちいっぱいにつなぎ続けてきた人間関係。どれも良かれと思って関わってきたに違いない。けれどいっぱいになった時点で、過剰になった時点で、その機能は果たさなくなる。いっぱいとは、身動きを取れなくすることだから。過剰とは、詰まりを引き起こすことだから。

だから、行動を起こしてみる。引き算の行動を起こしていく。過剰を取り除き捨てていきさえすれば、詰まりは解消していく。そして、詰まりが取れれば、流れは自然と回復していく。

私達は、自然のメカニズムの中で生かされている。自然のメカニズムとは、変化という流れ。私達は、ただ変化という流れの前に心穏やかにしてたたずめば、流れによってもたらされる何かしらを得ることができる。

「新陳代謝」捨てれば得られる。

 

断捨離って、疲れや忙しさまでできるの?と興味を持ちました。目の前の物も全然片付いていかないけど、考え方を変えるのも一つのやり方かも知れません。